徒然草

【現代語訳】つれづれなるままに[序段]/1分で分かるあらすじ

このページでは徒然草・序段【つれづれなるままに】の現代語訳(口語訳)を載せていますが、学校で習う現代語訳と異なる場合がありますので、参考程度に見てください。

『つれづれなるままに』が1分で分かるあらすじ

何もすることがなく退屈であるのにまかせて、一日中、心の中に浮かんでは消えることを書いていると、我ながら異常な感じがする。




原文と現代語訳(口語訳)

つれづれなるままに、日暮らし、

(これと言ってすることもなく)所在なさにまかせて、一日中、

すずりにむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、

硯に向かって、心に浮かんでは消えるたわいもないことを、

そこはかとなく書きつくれば、

とりとめもなく書きつけていると、

あやしうこそものぐるほしけれ。

不思議なほど狂気じみた気持ちがする。